能楽事始 狂言「文荷」能「半蔀」@国立能楽堂

純粋な観客としてはじめて能楽事始を観に行った。
当然ながら、能楽ってのは運営側で携わるよりも、ただの観客で観に行く方が気楽だし、舞台に集中できる。が、しかし、自分の後を受けて運営をやっている人たちと打ち上げで飲んでいると、とても楽しそうである。去年は自分も楽しく打ち上がっていたこととかを思い出すと、やっぱり「現場」に出たいとつくづく思う。
でも、「現場」って実はどこでも現場なはずであって、それを現場だと思えるかどうかは当然自分の心持ち次第に過ぎないはず。本当は全ての仕事はお客様に向いているはずだし、そうであるべきだ。なのだけど…どうしてもそれを忘れがちな今の自分がもどかしい。やっぱり、慣れがダレになって来ている時期なのかもしれない。